13回忌を過ぎて祖父を想い、母を憂う

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こんにちは。みなさまおかげんいかがですか。
WOOL-BLANKETです。

最近、関東地方は風が強くて参ります。
髪の毛があちこちに舞い、メデューサのようになっています。

肌も風に吹かれて乾燥するし、
顔にも体にも保湿成分のあるものを塗りたくっても
数時間経つと
「あれ?油分どこ行った?」…みたいになるしw、

小じわが気になるお年頃なので
できることなら
加湿した風を関東地方さんにはお願いしたいです。

祖父の年忌

先日、母方の祖父の13回忌がありまして。

もう13年経ったか…あの頃マジできつかったな…今もきついけど…と
思い起こしてみました。

その祖父の娘である母ですが、
祖父の死がきっかけで
「困ったさん」の程度が強くなっていきました。

母は元々変わった人ではあったのですが、
確実に13年前のあの頃から…おかしくなっていきました。

祖父は、今の母をあの世から見てどう思っているのだろうか

母に、いつも問いたいことがある。
(言わないけど)

「そんなんでじいちゃんに顔向けできんのかい?」

…と。

自分でコントロールできないもんはしゃあないんだけどさ…でも、
天国にいるじいちゃんに恥ずかしくはないのか、
と思うことは多い。

嗚呼でも…これに関しては 人の事言えない立場だった…じいちゃんすまん…il||li_| ̄|○ il||li

 ↑

アラフォーニート

私の勝手な想像で母の様子を言うと …
発達障害のケがあり
しかもそれが結構強くて、処理できない苦手なことが多々あった。

そのひとつが「意思」のように思う。

人に圧力をかけられたりdisられ続けたりすると
(それが母の自業自得だったとしても、です)
抑うつに近い状態になり、
不安が強まり
人に言いたいことが言えなくなり
濁した言い方や態度だけで示すようになるから

周囲にイラつかれ… 所謂「察してちゃん」のようになる。

元からそうだったけど、最近それがひどい。

母が周囲からの評価など気にしない人ならいいんだけど、
ああいうことをするわりに
妙に気を揉む性格の母は
周囲に苛々されればされるほど焦り、
間違った気の使い方を相手にぶつけ、嫌がられる。

嫌がられることで余計に抑うつが強くなる。

そのループが続く。

…そして最終的に
目の前にいる人の真似を始めたり、
しつこくつきまとったり、という
「人に嫌われないことに必死」になり始める言動ばかりになる。

それを見ているほうは余計に関わりたくなくなる。

母に何か理由があってそうしている、
のだとしても。

母はおそらく、抑うつに入った時の
「脱出方法」が分からない、のだと思う。

13年前、祖父が亡くなった頃に母がしていた隠しごと

今思うと
祖父が亡くなった時に、

…母に対して、私を含む家族や周囲が
その脱出の手伝いをするべきだったのかもしれない。

当時、実父が亡くなったことでショックが相当大きいんだろうな、
と気付いていたけれど、
家族全員に一切の余裕がなく
母の精神的ショックの回復の手伝いが…できなかった。

当時はなぜか弔事ラッシュで、
あちこちの親戚が間髪入れずに亡くなった時期だった。

件の祖父が亡くなった2日後に父の兄が亡くなり、
でもって親戚の誰某の●回忌がいついつにあって、みたいな…続くもんですね本当…

しかも当時のぼんぼや家は
母がこしらえたクレカのキャッシングが引き金になり
超極貧の頃だった。返済しまくっていた。

で、
法事に必要なお金を家計から捻出する、となった時に 
母が
別件の借金を抱えていたことが判明した。

また、家族に黙って借金を膨らませていた。

合計すると数百万。ちょっとした高級車と同じくらいの金額だった。
この状態の母を、私は責めた。

なぜ早いうちに言わなかったんだ、と。

でも
抑うつになると言いたいことが言えなくなる上に
怒られたくない、嫌われたくない、
自分のしたことを否定されると傷つくから黙っておこう、

という思いを持つ母には…家族に打ち明ける、
という選択肢はなかったんだろうな。

それに気付けない家族にも一因はあった。

余裕がない、とか言ってる場合じゃなかったです。

母はそういう状態になっても
変な意地を張っているのか何なのか、
反省は一切しなかった。
泣くばかりだった。

おそらく母は
家族に怒られると傷つく、
家族に嫌われると傷つく、
自分が壊れてしまう、

だから…言いたいことを言わなかった。

顧みて反省するという行為も、おそらく
自分のメンタル許容量を超えると判断して、
「自分の過ちをなかったことにする」
という形を以て
そういう行動(反省しない、開き直る、曲解する等)に出たのだと思うし、
今もそうしているのだと思う。

13年経った今でも、
人は誰でもミスをするわけだけど、母は
相変わらずそれを変に隠したり
都合のいいようにごまかしたりして、家族にキレられている。

ぜーんぜん、変わりはない。

家族ひとりが病むと、それに浸食されるように他の家族も病む

母がそういう状態になって、
私に何ができるのか…正しい答えは、わかりません。

本人が頑なに拒否するので
私のできる範囲で色々やってみたのですが、
結局は
母自身で行動してもらわない限り、
数々の優れたサポートというのは…機能しない。

母が「困ったひと」になったことで、
私は
心身のバランスを崩し通院するようになり
(現在貧困のためお休み中)

妹も、
仕事に支障が出るくらいにお手洗いが近くなったり
日中の怠さや頭痛が治らず対症療法の薬が手放せなくなったりと
身体に症状が出てきて、

母の困った言動にヒステリーを起こしている。
(これは私もだな…言いたいことが通じないとつい怒鳴ってしまう)

でも…母本人がどうにかする気持ちがない以上
自分の心のケアが精一杯というか、
今後母が痴呆などでもっとひどくなることも想定して
自分を強化することを最重要にしていく、と決めた。

とはいえ
最重要にしたくても、
「母」という回復の妨げがあることがネックではある。

周囲の人間が無理解者というのが
何よりの回復の妨げになるからね。経験上。

共依存しましょうよ、

私のプライドを満たしてよ、

暇つぶしに付き合ってよ、

とばかりに
母は娘に対して子泣き爺のようにおぶさってくる。

諦めないこと、後悔、葛藤

それでも、
今抱えている状態と向き合い
私自身が諦めないこと…が、
現在において最適な方法なのだと思う。 

 確かに私は
モテるオンナでも美魔女でもないし、
そうなりたくてもなれなかったけれど

人生につまづくことが人より多いからこそ、

順風満帆ではないからこそ、

それがなかった人たちには得ることのできない「何か」が
もしかしたら…得られるのかもしれません。

そういう自分も、 認めていこうと思う。

じいちゃん、
母をどうにかできなくてごめん。

じいちゃんの子供の中での一人娘で、
その娘が東京(当時)に嫁に行くってなって
しあわせになれるか、さぞかし不安だったとは思うんだけど
母をしあわせにしてあげられなくてごめん。

母に孫の顔を見せられなくてごめん。

…出来のわるい孫で、本当にごめんなさい。

あと数十年すると
祖父に会いに行けると思うので、
たくさんたくさん謝らないといけないな、そう思います。