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PMS(月経前症候群)、という言葉を
よく目にするようになりました。
月経前症候群
月経前症候群(または月経前緊張症)とは、
月経の2週間ないし1週間位前からおこり月経開始とともに消失する、
周期性のある一連の身体的、および
精神的症状を示す症候群(色々な症状の集まり)である。
- お腹や胸が張る
- 頭痛・腰痛・下腹部痛・関節痛
- むくみ・体重増加
- 過食
- 過眠もしくは不眠
- 目まい・吐き気・動悸
- 怒りっぽくなる
- 人の意見に反対したくなる・闘争的になる
- 集中力・判断力低下
- 気力が続かない・疲れやすい・無気力
- 憂鬱感・孤独感
- 涙もろくなる・パニックを起こしやすくなる
…など、
症状は多岐に渡ります。
Wikipediaを見たら
「異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるう」
…とあり…本当に多岐に渡るんだなぁと思いました…。
原因はまだ完全に解明されていないそうで、
一説には
卵巣ホルモンの感受性の差だったり、
この時期になると
セロトニンなどの神経伝達物質の異常分泌があるのではないか、
などと言われています。
(他にも原因と思われる物質等あるそうですが、ここでは補足程度にしておきます)
で、実は私も
もれなくPMSでして…しかもPMDDっぽいんですよね…
PMDD(月経前不快気分障害)は
PMSと比較して、より精神症状又は身体症状が重いものをいう。
米国精神医学会の診断基準(DSM-IV)では
特定不能のうつ病性障害として挙げられており、
特に精神症状が顕著にみられる。
もっと簡単に言うと
月経(生理)の前になるとうつ状態になると書いても
あながち間違いではないと思います。
(躁っぽくなる方もまれにいるようです…)
ちなみに
私の症状はまさにそれで、
上記の身体的症状もちょっとはあるものの
精神的にしんどい、抑うつ、
タイミングが悪いと希死念慮も…という状況です。
母が手術→退院後に困った言動(せん妄…なのかな…)を始めた頃に、
どうしても耐えられなくなり
婦人科(心療内科併設)に行き
抗不安薬と漢方薬を処方してもらっていた時期がありました。
個人差が大きいPMS
月経、生理の前の心身の調子には個人差があって、
同じ女性でも
理解してもらえないことは結構多い。
(PMSや生理痛が皆無の方もいるのですよね…)
あれは切ない。
特に、家族間や会社の中などで
「生理前後でもピンピンしてる」人が実在していたりすると
生理がきつい、
PMSがしんどい、とうったえても
「サボりなのでは」
「甘えるな」
…みたいな気持ちを抱かれたりもする。
これもまた切ない。
病気か否か、以外の理由でも
痛い時はあるし
しんどい時もある。
その「しんどい」は
自分や
もっとしんどい人と比較して
本人のつらさをなかったことにする。
…と思うことなく、
多くの人が
「他人のしんどさ」を
推し量り、認識してくれるような
そういう世の中になってほしいな、と思っています。
PMSの治療、緩和法
・ホルモンに作用する薬で症状を緩和する
・いわゆる精神安定剤で症状を緩和する
(PMDDの場合)
・不調に合わせた薬で症状を緩和する
(痛み→鎮痛薬、むくみ→利尿作用のある薬、など)
・漢方薬で症状を緩和する
PMSの治療(緩和)には、主に以上のようなものがあります。
あとは
サプリメントや栄養、
生活習慣などの改善で緩和を促すという方法もあります。
スマホアプリで緩和する
私が以前から実践しているのが、
ヨガのポーズを取り入れた
「寝たまんまヨガ」というスマートフォンのアプリです。
最初は
不眠がひどくて使い始めたのですが、
コンテンツの中に
「Moon Rhythm Relaxation for Women」
というタイトルのプログラムがあって。
説明によると
生理中の不快感の緩和やリラックスするためのもの、
とあるけれど
…PMSしんどいなーって時にも
私はやっています。
仰向けに寝たままできるプログラムもあるのですが、
こちらは
ちょっとだけ体を動かします。
「寝たまんまヨガ」は
ヨガニドラーという瞑想のひとつがベースになっているのですが、
こちらの「Moon~」は
「ガッセキのポーズ」
「針の穴のポーズ」
「ガス抜きのポーズ」
なども含まれています。
個人的には、
ほどよい運動と共に、巡りが良くなる感覚があって
気持ちも落ち着いてくるような…気がしています…。
(体感には個人差があります)
有料にはなってしまうのですが、
アプリ内で気になったプログラムだけを
数百円で購入する仕組みなので、
ヨガに興味があるけれど…という方にも適していると思いますし、
本格的に取り組むには
時間や予算が…という方にも
寝る前に(もちろんご自身のタイミングがある時間でも)
スマホから流れるナレーションの通りに
瞑想やポーズを行うだけなので、
心身の不調で動けない時でもできるプログラムがある、
というのが個人的にとても気に入っていて、
使い続けています。
漢方のおはなし
私がその当時処方され、
その後も効いていると感じ
飲んでいるのは
「加味逍遥散」という漢方薬です。
ツムラさんが
漢方薬に関するあれこれをwebサイトに記してくれています。
よかったら参考にしてみてくださいね。
ちなみに
妹も婦人科疾患を抱えていて、
先日手術した(無事退院しました)のですが…。
彼女もPMSで悩んでいます。
(どちらかというとイラつきがものすごいらしい)
執刀医が「自分も飲んでいる」と
おすすめしてくれた漢方薬を処方されているそうです。
厳密には「抑肝散」を
病院で処方されている状態なのですが、
あまり市販では流通していないようです。
その「抑肝散」に
陳皮&半夏をプラスした漢方薬が
市販の(ドラッグストア等で販売されている)商品で存在します。
私たち姉妹は体質がちょっと似ている感じなのですが、
PMSで出てくる症状や
処方される漢方薬は全然違うんですよね…。
PMSがつらいな、と感じている方には、
少しでもその苦しみが和らいでくれるといいな、と思い
当事者としてこの記事を書かせてもらいました。
症状を緩和する方法には他にも色々あるので、
(病院でしかできないこともあります…しかも漢方薬は病院で処方してもらうほうがお安いです実は…)
一度、病院にご相談してみてはいかがでしょうか。
余談ですが…私は精神症状がひどかったので
ネット界隈でゆう名な精神科に行ったら、
PMSにあまり詳しくない医師に
シャンビリになる薬を処方されて
解脱症状のようになってえらい目に遭いました。
誤字が生じているようですがお許しください。
お察しいただけたら何よりです。
お読みいただき、ありがとうございました。
ほんのり参考にしてもらえると嬉しいです。